2024.6.22
建設業許可や経審の電子申請が始まって約1年半がたちました。電子申請率は着実に増加しています。
申請には【gBizID】が必要です。改めてgBizIDについてまとめました。
gBizID(ジービズアイディー)で何ができる?
補助金の申請、社会保険の手続、各種認可の申請など、gBizIDに対応した手続きに1つのID・パスワードでログインすることができます。
gBizIDを発行する時に代表者の身元確認を行いますので、その後の手続きでは本人確認書類の提出が不要になります。
建設業許可・経審申請でもgBizIDを利用
令和5年1月から建設業許可や経審でも電子申請が始まりました。この時に申請を行うシステムはJCIP(ジェイシップ)といいます。ここにログインするのにgBizIDを使います。
自社で申請している場合
gBizIDがあれば、JCIPで申請することができますので、ログインして申請書を作成・送信することができます。
行政書士に依頼している場合
電子申請を行っている行政書士(または行政書士法人)もgBizIDを持っています。もちろん、弊所も持っています。
お客様のgBizIDから、私たちのgBizIDに対して、手続きの委任をしていただきます。紙で委任状をいただいていたものを、電子でやり取りするイメージです。
こうすることで私たちがJCIP上でお客様の申請を代理で行うことができるようになります。
gBizIDを作るのは大変?
gBizIDにはプライム、メンバー、エントリーと3種類ありますが、必ずプライムを作ります。
作り方は郵送による方法と、オンラインによる方法の2つです。
郵送による方法(法人の場合)
必要なものは以下の通りです。
・スマートフォン
・メールアドレス
・会社の印鑑証明書
・会社の実印
大まかな手順は以下の通りです。
①gBizIDプライムの申込書を作成。この時メールアドレスの登録と認証を行う
②申請書に実印を押して印鑑証明書と一緒にセンターに送る
③登録申請受付のメールに従いパスワード登録
④スマートフォンにアプリを入れ、2要素認証設定を行う
オンラインによる方法(法人の場合)
必要なものは以下の通りです。
・スマートフォン
・メールアドレス
・マイナンバーカード(2種の暗証番号が必要)
大まかな手順は以下の通りです。
①スマートフォンにアプリを入れる
②パソコンで必要事項を入力し、QRコードをアプリで読み取り
③アプリでマイナンバーカードを読み取り、申請内容に署名、申請
④パスワード設定
自分だけでやるのは自信がない・・・という場合
弊所では、ご希望のある関与先のお客様に対しまして作成のお手伝いを行っています。その後の委任方法についても分かりやすい手順を用意しております。お気軽にご相談ください。