【経審点アップ】ISOには取り組むべきか

そもそもISOとは何か

ISO=国際標準化機構です。この国際標準化機構が、日本を含めた世界の、製品の品質や労務環境が良くするためのあらゆる標準の規格を定めています。

そしてISOが定めるルール(要求事項といいます)に則って経営を行う仕組みができているときにISOの認証を受けることができます。※厳密には「仕組み」に対して認証がされるので、マネジメントシステム認証といいます。

 

建設業と密接なISO認証

経審で評価されるISOの種類は以下の2つです。

  1. ISO9001(品質マネジメントシステム)
  2. ISO14001(環境マネジメントシステム)

ISO9001とは

きちんとした品質を維持でき、向上を図るための管理を行う仕組みについて定めた品質管理に関する規格です。

ISO14001とは

地球環境に負担をかけないための経営の仕組みについて定めた環境に関する規格です。

 

ISOで何点アップするか

最終的な経審点(P点)でそれぞれ約7点アップします。

ISOは経審を受ける全業種に対しての加点になるW点の中の一つなので、全業種が等しくアップします。

 

上がるのは経審点だけではない

全国統一の評価基準である経審でこの2つのISOが評価項目に入っている他に、いくつか評価項目としているものがあります。

1.主観点で評価

1つは自治体が独自に定める主観点です。主観点は格付などを決定するのに重要な要素になるもので、格付アップを狙う場合には経審点アップと同様に取り組む必要がある部分です。

例えば川崎市では主観点項目の中にISO9001認証とISO14001認証があり、それぞれ10点の加点になります。一つのISO認証が経審点でも主観点でも評価されることになります。※それが理由で主観点評価からは外した自治体もあります。

>>詳しい川崎市の主観点の仕組みはこちらで解説しています

 

2.総合評価で評価

公共工事の落札者を決定する方法として「総合評価落札方式」が増えてきました。標準的な設計や施工方法により最も安い価格で入札した企業が選ばれる従来の方法ではなく、より高い技術力、より高い工事品質、技術開発等を評価して落札者を決めようという方式です。

総合評価項目にも、発注自治体により様々な内容が盛り込まれています。

  • 技術力を評価するための施工計画や提案など
  • 施工能力を評価するための工事成績や配置技術者の施工経験、女性技術者の登用など
  • 企業の社会性・信頼性を評価するための建設機械保有状況、男女共同参画に関する認証など

横浜市では、ISO9001の取得、ISO14001の取得の両方がそれぞれ評価される設計になっています。

 

ISO認証までのプロセスは大変?

「ISOは大変なのではないか」これは確かにこれから取り組もうとされるお客様からよく聞かれる心配です。

弊所では認証取得をご検討されているお客様には、ご希望に応じて、取得を支援するコンサルティング会社をご紹介しています。認証までにはそれなりの期間がかかりますが、これまで使っていた仕組みを文書化したり、ISOの規定するルールに落とし込んでいったり、これまで無かったものを作成していったりと、思ったよりも既存のものをそのまま活かしていく仕組みであることが分かります。

また、「これを機に社内体制や管理方法を整えたい」というお客様も多数いらっしゃいます。バラバラだった方法や様式を統一化していく良い機会と捉えて取り組んでいただくことをお勧めします。

 

経審点アップだけが狙いになってしまうと、ISOによる加点幅や認証までの期間・ステップを踏まえ、認証の取り組みのハードルは高くなるかもしれません。社内整備の良い指針にすること主観点や総合評価点での評価項目になることも判断材料に入れていただいた上で、認証をご検討ください。

 


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