【徹底解説】経審と神奈川県の入札参加資格との関係

2023.12.11

▼経審と入札参加資格の関係についてはこちらもご覧ください。

 https://keishin-pro.com/kaisetsu-keishin-rank/ 

▼こちらには経審点アップの解説も載せていますのでご覧ください。

 https://keishin-pro.com/tag/%e7%b5%8c%e5%af%a9/ 

公共工事の入札に参加するためには、経審を受けた後に入札参加資格申請を行い、入札参加資格を認定してもらう必要がありますが、希望する工種・規模の工事の入札に参加するためには、経審の申請内容(経審点)だけでなく、どの事業年度(決算期)の経審点で認定(格付)されるのかということも考えておかなければいけません。
今回は神奈川県の入札参加資格に焦点を当てて解説します。
 

神奈川県の入札参加資格申請の概要

▼資格申請システム:かながわ電子入札共同システム

神奈川県と県内28市町村(令和6年度から横須賀市を含めた29市町村)に広域水道企業団を加えた団体が共同で運営しています。

▼定期申請の時期:偶数年度の10月上旬から11月下旬まで

令和5・6年度の認定にかかる定期申請は、令和4年10月~11月に行われました。
※随時申請は常に受付をしています。

▼認定の時期:偶数年度の2月下旬(市町村は3月下旬)

令和5・6年度の認定は令和5年2月(市町村は3月)に行われました。
※神奈川県が認定に使用する経審点と、市町村が認定に使用する経審点は同じです。

▼等級区分の変更(下位の等級に変更)申出時期:偶数年度の3月上旬

令和5・6年度の申出期間は令和5年3月1日~3月13日でした。
主観点が付いたことで上位の等級になってしまった場合、申出をすることで下位の等級に変更してもらう制度です。
※申出期間を過ぎると変更できなくなりますのでご注意ください。
※同じような制度を採用している市もあります。
 

いつの経審点で認定されるのか?

神奈川県知事許可業者の場合、例年であれば偶数年度の1月末(令和5・6年度であれば令和5年1月末)までに発行された経審結果通知書の点数で認定されていました。
新しい経審結果通知書をここに間に合わせるためには、審査の期間も考慮して申請書を提出する必要があります。
※神奈川県の場合は原則、申請が受理されてから35日程度で経審結果通知書が発行されます。
※定期申請で提出する経審結果通知書で必ず認定される訳ではないのでご注意ください。
 

認定されたい経審点は選べるのか?

経審には有効期限がありますので、決算期によっては経審の申請時期を調整することで選ぶことができます。
今後も上記の通りに認定されるとすると、7月決算と8月決算は、経審を早めに申請すると直近の決算日の経審点で、経審の申請を遅らせると一つ前の決算日の経審点で認定されることになりますので、選択可能と言うことができます。
9月決算も確定申告を早めれば不可能ではありません。
10月決算は決算日から経審の申請までが二ヶ月もありませんので、かなり急いで手続きを進める必要があります。
11月決算から6月決算までは、選択ができない決算期となります。
 
 
行政書士法人ブリジアスでは、お客様ごとに毎年の経審シミュレーション数値を算出し、お客様のご希望に沿った申請をご提案しております。
現在の格付に不満のある方、次回の格付に向けて対策をしたい方はぜひご相談ください。
経審の申請はもちろん、点数アップの取り組みについても最大限ご支援いたします。
 


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